大容量の保存・NASに必要な性能と型番の選び方
目安
- 容量:今必要な量に、今後増える分の余裕を見込む:一般的な考え方
- 記録方式:QLCのSSDは安く大容量にしやすいが、書き込みの耐久性はTLCより低め。読み出し中心の保存に向く:一般的な考え方
- データの守り方:RAIDで1台の故障に備えつつ、別の場所へのバックアップも用意する:一般的な考え方
- 装置の対応:NASが使える装置の接続(SATA/NVMe)、大きさ、最大容量を確認する:公開情報:https://sata-io.org/
- 中古品の確認:健康状態(使用時間・書き込み量)と、前のデータが完全に消去されているかを確認する:一般的な考え方
大容量の保存・NASとは、写真や動画、仕事のファイルなどの多くのデータを保存したり、家や会社のネットワークにつないで、何人かで共有したりすることです。NAS(ナス)は、ネットワークにつなぐ保存専用の装置のことです。 必要な性能の考え方として、まず必要な容量を見積もり、今後増える分の余裕を見込みます。大容量を安く用意するにはハードディスク(HDD)が今も多く使われますが、速さや静かさを重視する場合や、よく使うデータの置き場にはSSDが使われます。SSDの中でも、記録の仕方にQLC(1つの記録場所に4ビットを入れる方式)を使った製品は、安く大容量にしやすい一方、書き込みの耐久性は低めなので、読み出しが中心の保存に向いています。 選ぶときの注意として、保存装置は壊れることがある前提で考えることが大切です。複数の装置にデータを分けて持たせる仕組み(RAID)を使うと、1台が壊れてもデータを守りやすくなりますが、RAIDはバックアップ(別の場所への複製)の代わりにはなりません。NASを長時間動かす場合は、24時間動作を前提にした製品を選びましょう。NASが使える装置の種類や大きさ、接続(SATAかNVMeか)も確認が必要です。 新品が手に入らないときは、同じ容量を小さめの装置の組み合わせで用意する、データセンターで使われていた業務用SSD・HDDの中古品を使う、といった方法があります。中古品は健康状態と、前のデータが消去されているかを必ず確認しましょう。
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よくある質問
HDDとSSD、どちらが向いている?
安く大容量にするならHDD、速さや静かさを重視するならSSDが向いています。両方を組み合わせる方法もあります。
RAIDがあればバックアップはいらない?
バックアップは必要です。RAIDは装置の故障に備える仕組みで、間違って消したデータなどは戻せません。別の場所へのバックアップも必要です。
中古の業務用SSDは使える?
使えますが、健康状態と書き込み量、前のデータが完全に消去されているかを必ず確認しましょう。