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解説 › CPU 更新 2026-10-22

CPUの世代の見分け方 — IntelとAMDの型番の読み方

まず結論は?

CPUの型番は「ブランド・階層」「世代」「製品番号」「末尾の文字(特徴)」の順に並んでいるのが基本です。 ただし、型番の数字が大きい=新しい設計とは限りません。例えばIntelの第13世代と第14世代のCoreは同じ「Raptor Lake」という設計で、AMDのRyzen 7000番台のノートPC向けには、古い「Zen 2」設計の製品も含まれます。中古の売買や代替品を選ぶときは、型番からおおよその世代をつかみ、最後はメーカー公式の仕様ページで「コード名(開発名)」「ソケット」を確かめるのが確実です。

Intel Core(i3/i5/i7/i9)の型番はどう読む?

例:Core i9-14900K

部分 意味
Core ブランド名
i9 階層(i3<i5<i7<i9の順に上位)
14 世代。Intelは「i9・i7・i5・i3の後の数字(1けたか2けた)が世代」と説明
900 世代の中での製品番号
K 末尾の文字(特徴)

Intelの公式説明による、デスクトップ向けの主な末尾の文字は次のとおりです。

ノートPC向けでは、HX・HKが最高性能、Hが高性能、Pが薄型ノート向けの性能重視、Uが省電力です。

例えばCore i5-14400Fは末尾がFなので内蔵GPUがなく、グラフィックボードなしでは画面が映りません。

第13世代と第14世代は何が違う?

Intelの仕様ページでは、Core i9-13900K(第13世代)もCore i9-14900K(第14世代)も、コード名は「Raptor Lake」、ソケットは「LGA1700」です。世代の数字が変わっても、設計とソケットが同じことがあります。

Intel Core Ultra の型番はどう読む?

例:Core Ultra 9 285K

Intelは「Core Ultraの製品番号の最初の数字(1または2)が世代を表す」と説明しています。285Kの「2」は第2世代(Series 2)で、仕様ページのコード名は「Arrow Lake」、ソケットは「LGA1851」、AI処理用の「NPU」を内蔵しています。前の第14世代Core(LGA1700)とはソケットが違うため、マザーボードの使い回しはできません。

Intel Xeon の型番はどう読む?

例:Xeon Gold 6430

「Gold」は製品の階層を表す名前です。Intelの仕様ページでは、この製品は「第4世代 Xeon スケーラブル・プロセッサー」、コード名は「Sapphire Rapids」、32コアで、メモリチャネルは最大8です。Xeonは型番から世代を読み違えやすいため、必ず仕様ページの「製品コレクション」の欄で世代を確認してください。

AMD Ryzen の型番はどう読む?

例:Ryzen 9 9950X

部分 意味
Ryzen 9 階層(Ryzen 3<5<7<9)
9 シリーズ(9000シリーズ)
950 シリーズの中での位置づけ
X 末尾の文字(特徴)

AMDの仕様ページでは、Ryzen 9 9950Xの設計(アーキテクチャ)は「Zen 5」で、倍率ロックが外れています。末尾の文字の例は次のとおりです。

数字が大きければ新しい設計?

そうとは限りません。 AMDの仕様ページでは、Ryzen 7 8700G(8000シリーズ)の設計は「Zen 4」で、9000シリーズの「Zen 5」より前の設計です。さらに、ノートPC向けのRyzen 5 7520Uは7000番台ですが、設計は「Zen 2」です。型番の数字だけで性能や新しさを決めず、仕様ページの「アーキテクチャ」の欄を見てください。

AMD EPYC の型番はどう読む?

例:EPYC 9654

AMDの仕様ページでは、EPYC 9654は「9004シリーズ」(第4世代EPYC)に属し、96コア、メモリ12チャネル、ソケットは「SP5」です。9004シリーズのデータシートでは、次のように分類されています。

主な型番の相場は?(セミコンチャートのデータ)

主なCPUの相場
相場データは集計準備中です。データの接続後、ここに当サイトの集計(表・グラフ)が毎日自動で入ります。
当サイト集計/出品価格は成約価格ではありません/算出方法
第14世代Core i9 と Core Ultra 9 の比較
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型番だけで判断すると、どんな失敗がある?

失敗の例 確かめる欄
新しい世代と思って買ったら、設計は前と同じだった アーキテクチャ・コード名
マザーボードに挿さらなかった ソケット(LGA1700とLGA1851など)
グラフィックボードなしで画面が映らなかった 内蔵GPUの有無(末尾F)
メモリが使えなかった 対応メモリ(DDR4/DDR5、UDIMM/RDIMM)

FAQ

Q1. 第14世代のCPUは第13世代用のマザーボードで使える? Intelの仕様ページでは、どちらもソケットはLGA1700です。ただし、マザーボードのBIOS更新が必要な場合があるため、マザーボードメーカーの対応表を確認してください。

Q2. 末尾に「F」がつくCPUは何が違う? Intelの説明では「外付けのグラフィックスが必要」なモデルで、内蔵GPUがありません。グラフィックボードが必須です。

Q3. Ryzenの8000シリーズは9000シリーズの1つ前の世代? 型番の順番どおりではありません。AMDの仕様ページでは、Ryzen 7 8700GはZen 4、Ryzen 9 9950XはZen 5です。

Q4. Core UltraとCore i9はどちらが上? ブランドの違いで、単純な上下ではありません。性能はベンチマークで比べ、ソケットや対応メモリの違いも確認してください。

Q5. 型番から世代が分からないときは? IntelはARK(公式仕様データベース)、AMDは製品ページの「アーキテクチャ」「製品コレクション」の欄で確認できます。

出典

売る・調達する・処分の相談型番や数量が未確定でも大丈夫です

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