SLCキャッシュとは(SLC cache)
ひとことで:TLCやQLCのSSDが、空いている領域を一時的に高速な書き込み場所として使う仕組み。キャッシュが尽きると速度が落ちます。
詳しく
TLCやQLCのNANDは、1つのセルに3〜4ビットを書き込むため、書き込みに時間がかかります。そこで多くのSSDは、空いている領域の一部を1セル1ビットのSLCのように使い、まずそこへ高速に書き込み、あとで本来の形式に移し替えます。これがSLCキャッシュです。カタログの書き込み速度は、このキャッシュに書いている間の値であることが多いです。大きなファイルを一度に書き続けてキャッシュを使い切ると、速度が大きく下がります。また、空き容量が少ないとキャッシュも小さくなるため、中古SSDの性能を検査するときは、空き容量と書き込みの量をそろえて測る必要があります。
具体例
大容量ファイルを連続して書き込むと、途中でSLCキャッシュを使い切って書き込み速度が落ちる様子が、ベンチマークのグラフで確認できる。
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