契約価格とは(Contract Price)
ひとことで:メーカーと大口の買い手(PCメーカーやクラウド事業者)が、月や四半期ごとに決める卸値。業界の相場の「本線」です。
詳しく
契約価格は、メモリメーカーとPCメーカー、サーバーメーカー、クラウド事業者などの大口顧客が、四半期や月単位で取り決める取引価格です。市場に出る数量の大半はこの価格で動くため、業界の実勢を表す基準になります。TrendForceは四半期ごとに契約価格の変化率を予測・公表しており、2025年秋以降は「前四半期比で何十%上昇」という異例の数字が続きました。契約価格の見方のコツは、「上昇率が縮んでも値段は下がっていない」ことに注意する点です。例えば「第3四半期は13〜18%上昇」は、前の四半期より上げ幅が小さいだけで、価格そのものはさらに高くなっています。2026年には、クラウド事業者が供給を確保するために長期契約(LTA)を結ぶ動きも報告されています。
具体例
一般向けDRAMの契約価格(前四半期比、TrendForce):2025年Q4 +8〜13%、2026年Q1 +93〜98%、Q2 +58〜63%、Q3 +13〜18%、Q4 +10〜15%(予測)。NAND:2026年Q2 +70〜75%、Q3 +10〜15%、Q4 +15〜20%(予測)。
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